Poem
〜 冬のページ 〜

  Hand   

  不思議だね。

  手にふれてるだけなのにとっても落ち着く。

  話したいことたくさんあったのに

  もう言葉にしなくてもいいみたいに満たされていく。  

  温かいね。

  手を通じてあなたのパワーを感じるよ。

  すぐ不安になる恐がりの私を

  大丈夫だよって励ましてくれてるみたい。

  不思議だね。

  ケンカしてても手をつなぐとすぐに仲直り。

  きっと本当の気持ちが伝わったんだね。

  温かいね。

  胸の奥からジーンって何かが広がってきたよ。

  いつまでもずっとそのぬくもりを感じながら

  生きて行けたらいいな。  

 

風船

 愛はどこにいったんだろう

 あの時優しかった愛は?

 今は、どこにもないのですね

 風船のようにまあるくて

 風船のように壊れやすい

 そして、風船のように私の手の中から飛んでいってしまった  

 あの愛は、もう二度ともどってくることはないのですね

 でも・・・あなたが私のことをどうしても必要というのなら

 もう一度、風船ふくらませてくれますか?

 あなたの愛で・・・

                      

 

Winter Song  

   寒いね・・・

   心が凍りそうになる話ばかり みんな疲れてるんだね。 

   心を閉ざしていないと自分を守れない。

   でもね・・・悪いひとばかりじゃないよ。

   いい人ばかりでもいけど。

   こんな時代だから心をしっかり持たなければ

   捨てたもんじゃないよ、この時代も。

   自分で自分のこと、嫌なところいっぱいある。 

   あなたのこと好きだけど嫌な面もいっぱいある。

   だって人間だもんね。

   それでもいいじゃん。私の心が好きって言ってるお互い様だね。

   だからいっしょに歩こう。 

   もちつもたれつ。ほら、町の街灯が優しいね。

   いつの時も心に小さな灯りをともしていれば

   もっと人に優しくなれるよ。

   自分のこと好きになれるから忘れないでね  

                  

 

alone

 繰り返し見る夢が不安をかき立てる

 日常のやるせなさがまた少し私の世界を縮めていく

 広い世界にぽつんと一人

 置いて行かれたような気分でだた歩いてる

 私を見つけてね

 あなただけが私を救える

 私を見ていてね

 どんな苦しみも乗り越えてゆける気がするから・・・

                    

 

誕生

  真っ暗だった

  ひとりぼっちだった

  だから必死に泣いたんだ

  優しいにおいがした

  「この人知ってる。」そう思ったら落ち着いた

  落ち着いたら眠たくなった

  大人になって僕はひとりぼっちだった

  泣いても優しいにおいはもうしなかった

  でも、目を閉じて優しいにおいを思い出した

  僕は少し元気になって安心したら眠たくなった

  優しいにおいはいつも誰の胸の中にもちゃんとあって  

  いつもほほえみかけていてくれてると気づいた

  僕はひとりぼっちじゃなかった

  みんなひとりぼっちじゃなかった

  いっぱい愛されていたんだね