Poem

〜 秋のページ 〜

 Fragrance

   またあなたの夢を見たよ。

   ゆめの中で何回叫んでも振り向いくれないまま歩いていってしまった。 

   あの香りを残して・・・

   あれからいくつも季節が流れて

   私の記憶はあなたの中から時とともに消えていくのに

   私の中のあなたの記憶は昔と変わらないまま

   あなたがくれた香水の香をかぐとタイムスリップしてしまう。     

   過去も涙といっしょにあらい流せたら真っ白な自分にもどれるのに

    あの香りが忘れさせてくれない・・・ 

 

       Future        

    本当に来るのか分からない未来を信じるなんて出来ないよ。   

    「何も失いたくない」「傷つきたくない」

    いいわけばかり考えて・・・

    漠然とした不安がいつもつきまとう。

    本当は信じたいのに信じる勇気がないだけ。

    暗いことばかり考えると不安に飲み込まれてしまうから・・・

    「未来は必ずやってくる」

    かすかに感じる幸せの予感を今は信じていよう。
  

 

             Road             

   私たちが歩いて来た道をほこらしく思い返しているよ。

   たくさんの人に出会ってたくさんの優しさをもらった。

   思い出は今もおひさまのように温かく照らしてくれているよ。  

   あの時、あきらめずに頑張ったから今がある。

   あの時、たくさん泣いたけど逃げなかったから今がある。

   私たちいっぱいけんかしたけど、

   二人の絆は誰にも切ることはできなかったね。

   私たちはこれからどんな道を歩いていくのだろう。

   のぼり坂、くだり坂、まっすぐな道。

   時には迷子になりながらも歩いていくんだね。

   転んだ時、くたくたに疲れた時、ひっぱってくれる大きな手。

   この手がある限りきっと私は大丈夫。

   どんなに険しい道も二人なら乗り越えていける。

 

脱 皮

   自分なのに自分じゃないような感覚。

   ここにいるのにいないような・・・    

   とろりとろりと流れていく時間の中で

   取り残されたような寂しい思いを抱えていたよ。

   きっと今の自分は偽物だって思いたいんだ。

   こんなみじめな人間は私じゃない。   

   現実逃避してるんだね。

   生きていくことは思うようにはならないことばかりなのに・・・  

   「もっと強くなりたい」そんな思いに駆られる時

   今の自分に胸を張って生きていきたいから

   本当の自分探しの旅に出なきゃ行けない時期を迎えている。

   偽物の自分を脱ぎ捨てて本物の自分へ脱皮するんだ。   

   いつの日か本当の私に巡り会うために・・・

    

 

           Long Night   

   泣かないで My Friend

   眠れない長い夜を乗り越えて新しい明日をつかみとろう。  

  両手にたくさんの荷物をかかえて人は歩いているんだね。

  重さに絶えきれず捨てていこうとしたり

  持てない大きな荷物を必死に守っていたり

  悩みながら泣きながら・・・ 

  それでも歩いていかなきゃいけない。 

   人は流した涙の重さだけ幸せを感じることができるんだよ。

   欲しい欲しいと望むから手に入れたとき

   心がとびっきりの幸せを感じることができる。

   だから今は暗闇の中歩いていても

   いつの日かきっとあなたは幸せを感じることができる。

   顔をあげて歩いていこう。 

   朝もやの中かすかに感じる光の予感を信じて歩こう。

   ほら朝陽はもうすぐだから・・・

                    

 

春と夏への鎮魂歌(レクイエム)  

   地球上のあらゆるものに寿命があるように愛にも命があるのかな・・・

   どんなに愛しても。

   四季のように、出会いの春があって

   まぶしい夏が過ぎれば

   いずれはさみしい秋と冬がやってくるのかな・・・

   頭では分かっていても心は認めたくない。

   人の愛の空しさを運命だと知りながらも諦めきれずにいるのだから。

   優しい月光に包まれて二人で過ごした春と夏の日にさよならしよう。

   せめてこの愛が最後に素晴らしい終演を迎えられるように・・・

   あなたと出会えたことを最高に幸せだったと言えるように・・・  

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